かぼちゃはベータカロチンや食物繊維、ビタミンB1,B2,C、Eを豊富に含んでおり、風邪の予防だけでなく美容にも効果があります。

おいしくカボチャを食べて美しく健康的に過ごしましょう!

かぼちゃの種類

かぼちゃには大きく分けて3種類あります。日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3つです。

日本かぼちゃ

中央アメリカが原産で、16世紀に大分に漂着したポルトガル船が、カンボジア産の種子を大名に献上したのが日本に伝わった最初と考えられています。「カンボジア」がなまって「カンボチャ」「カボチャ」になったといわれます。
独特のねっとり感があり、甘みも少なく水っぽさがあります。

西洋かぼちゃ

今日、スーパーで売っているカボチャのほとんどは西洋かぼちゃです。もっとも一般的なカボチャと言えるでしょう。
原産地は南アメリカの高地で涼しい気候で栽培されます。

ペポかぼちゃ

色や形の面白さを生かして観賞用に使われます。イタリア料理で使われるズッキーニや、ハロウィンで使われるお化けカボチャもこのペポかぼちゃの仲間です。
土器を作る技術がなかった時代には、ペポかぼちゃの中でも皮が厚くて硬いものを種や果肉を取り除いた上で乾燥させて容器として使っていたといわれます。

かぼちゃ料理のポイント

かぼちゃを買うときのポイントは2つ。


  1. 果肉の色が濃いもの
  2. 種がしっかり詰まっているもの

が美味しいかぼちゃです。

スーパーや八百屋で買ってきたら早速調理!といきたいところですが、生のかぼちゃをそのまま切るのはとても大変です。そこで切る前に電子レンジで加熱をすると、やわらかくなり切りやすくなります。目安はかぼちゃ4分の1カットに対して500Wで5分間です。

カボチャの栄養素は油でいためることによって吸収がよくなります。また栄養素は皮のほうにより多く含まれているので、なるべく皮を向かずに調理をすると良いでしょう。

かぼちゃが余ったときの保存法

保存するときには、種とワタを取り除いてからラップをかけて冷蔵庫に入れておきましょう。

長期間保存する場合には、小分けにしたり、つぶしたりして冷凍保存する方法もあります。

ただしカボチャはあくまで生鮮食品ですから冷蔵庫に放置しすぎて腐らせることのないように。冷凍保存であっても1ヶ月以内には食べきるのがよいです。